高齢者福祉

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『自立していること』『主体的に自分の日常や社会に参加し、影響を与える存在でいること』は、スウェーデンの高齢者ケアの本質とも言えます。この信念は、街づくり計画や様々なサービスを形成する時にも考え方の根幹となっています。

高齢者ケアの種類

<ホームヘルプサービスセンター>

自宅に暮らす高齢者をサポートするケアワーカーが在籍するセンター。自分で日常生活を管理・実施していくのが困難な高齢者はこのサービスを受けることができる。受けられるサービスは、個人のニーズによって違い、ひと月当たり2時間~120時間以上と幅がある。

サービス例:個人衛生、ベッドや車いすの移乗介助、食料品の調達、食事の準備、洗濯、清掃、緊急アラームの対応

<デイケアセンター>

高齢者の孤独・孤立を防止し、生き生きとした生活が送れるようにすることを目的とするセンター。ケアスタッフと作業療法士(OT)が、高齢者が様々なアクティビティをサポートするべく活動している。デイケアセンターの一日当たりの受け入れ人数は15~30人。このようなタイプの施設に登録している高齢者は比較的自立しているが、同時にホームヘルプサービスを受けている人が多い。

アクティビティの例:料理、ケーキ作り、手芸、様々なゲームや歌。

<認知症デイケアセンター>

認知症高齢者の活性化と孤独・孤立を防止することに焦点を当てた施設。認知症ケアの知識を有するケアスタッフが働いている。高齢者が様々なアクティビティができるように活動している。アクティビティの例:料理、ケーキ作り、手芸、様々なゲームや歌。認知症デイケアセンターの一日当たりの受け入れ人数は5~10人。

<ショートステイ施設>

限られた一定の期間、ケアスタッフ、看護師、理学療法士、作業療法士が高齢者をサポートする施設。このタイプの施設は、異なる2つのユニットを有する。ひとつは手術後でリハビリテーションが必要な方のためのユニット、もうひとつは、認知症でケアを必要とする方のためのユニットである。手術後、自宅に戻る前のリハビリテーションを行う場合は、2~8週間の滞在となる。認知症のためにサポートを得る場合は、月に1~2週間の滞在である。これは主に、通常家族に介護されている認知症高齢者が利用する。

<サービスハウス>

高齢者にとって住みやすくデザインされている集合住宅。ケアワーカーへのアクセスは24時間体制。通常、レストランと様々なアクティビティを行うアクティビティルームが1階に配置されている。サービスハウスは、いくらかサポートが必要だが、比較的自立している人を対象としている。 居室の広さは、40~80m2である。

<ナーシングホーム>

24時間介護を必要とする高齢者のためのユニット。ケアスタッフと看護師が働いている。各ユニットは、通常、8~12の個室と全員が使えるリビングルーム、キッチンからなっている。各個室の広さは25~40㎡で、シャワー付きのトイレが配置されている。ひとつの建物内に2~8ユニットがあるのが通常である。このタイプの施設で暮らしているのは、日常生活において非常に多くの介助を必要とする人たちである。

<グループホーム>

認知症で24時間介護を必要とする方のためのユニット。認知症ケアの知識を有するケアスタッフと看護師が働いている。各ユニットは、通常、8~12の個室と全員が使えるリビングルーム、キッチンからなっている。各個室の広さは25~40㎡で、シャワー付きのトイレが配置されている。ひとつの建物内に2~8ユニットがあるのが通常である。このタイプの施設で暮らしているのは、日常生活において非常に多くの介助を必要とする人たちである。