余暇の過ごし方

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余暇というと、一般的には「仕事をしていない時間」、あるいは「仕事の合間」などと言われます。要するに「自由時間」ですし、場合によっては「レジャー」という意味にも使われます。

スウェーデンでは、生活(暮らし)というものの大切な要素として、「住む、働く、余暇」と言います。つまり、余暇というものは「余分な暇」の時間ではなく、仕事が終わった後の「自分の時間」ということです。

「余暇活動」というと、往々にして何かの活動をすることや趣味的なことをすることを言いますが、スウェーデン風に言えば「自分の時間」ですから、何もせずポケーっと過ごすことも、余暇のひとつの過ごし方と言えるでしょう。大事なことは、その時間が確保されているということです。

余暇の過ごし方

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定年を過ぎ、何も仕事をしていない高齢者の場合の「余暇の過ごし方」というのはどうでしょう?

以前から、「悠々自適な生活」とは、定年後の暮らしのあり方の理想とも言われていました。高齢になっても生活に追われるのではなく、好きな時に好きな事をするというのは、ある意味で理想的なのかもしれません。好きな時間に起きて、好きなように食事をし、好きな時に好きな事をして、好きな時間に休むというのは、一生働いてきた人にとって、多くの場合理想の過ごし方でしょう。

しかし、高齢になり、いろいろな理由で施設に住まなくてはいけなくなると、中々そういう自由は得られなくなります。施設での生活は、周りに合わせなければいけない部分が多くなり、好きな時間に好きなことをすることに限界もあります。また、レクリエーションや趣味の活動をするにも、みんなと一緒に、しかもスケジュールに沿って行われるようになりがちです。

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スウェーデンでは、例えばサービスハウスのような集合的な住居施設での日中の活動は、あくまで個人参加で、大勢が参加するレクリエーション的な活動よりも、個人個人で好きな事を行うのが一般的です。また、趣味の活動の場もあり、内容は自分たちで選びますが、多くの場合自分たちで活動していますし、指導員の必要があれば、「生涯学習」の形で有償の指導員も得られます。