健康

高齢者と健康

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高齢者というのは、老年学上や介護保険制度では満65歳以上という区分がされています。しかし、70歳を過ぎても50代の身体能力を持つ人もいれば、逆に50代でも生物学的には70歳以上の人もいます。また、年齢や加齢というものは、単に生物学的、身体的な条件だけではなく、精神的や社会的な面からも考えられます。

老化のプロセスは20~30歳ですでに始まります。私達がどのように老いるかについては一次的な老化、二次的な老化に分類できます。一次的な老化は私達が親からの遺伝で受け取ったもので私達自身では影響を与えることができません。二次的な老化は私達がどのように生きるか、どのように私達の体がいろいろな負荷にさらされるかによります。

生物学的な老化の現象

一般的には、脊柱の中の椎体の間の椎間板が薄くなるために私達は背が少し低くなります。人によってはかなり背が低くなりますが。また体脂肪が増え、体の中の水分が減ります。

その他、加齢につれて、皮膚、骨、筋肉、関節、胃・腸などの他に、視覚・聴覚器官や泌尿器系、また心臓や血管、肺や免疫システム、さらに脳など、身体の多くの機能にいろいろな変化や低下が見られます。

<高齢者に多い一般的な症状>
心不全、不整脈、立ちくらみ、めまい、糖尿病、脳卒中など
(生物学的な老化の現象については、JSCIのスウェーデン・シルヴィアホーム教育プログラムから引用)

健康診断

健康を保持するための健康診断については、国や地方自治体、あるいは学校や職場などにより推奨され実施されていますが、いろいろな法制度があり、またその実施の実態もそれぞれ様々であるため、一般の市民や特に健康診断が必要な高齢者にとっては複雑で分かりにくいものがあります。
自治体では、健康診断の簡略的なものとして老人保健法による基本健康診断(住民検診)を行っています。自治体によっては、健康診断奨励金や、交通手当てを支給しているところもあります。(引用:Wikipedia)

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2008年4月から、高齢者医療確保法に基づく新しい健康診断制度「特定検診・保健指導」が始まりました。内臓脂肪に高血圧・高血糖が加わった「メタボリックシンドローム」(内臓脂肪症候群)を防ぐことで、脳卒中や心筋梗塞などの生活習慣病を減らし、医療費削減につなげるのを目的としています。

特定検診は、40歳~74歳の人(妊婦などを除く)が対象で、従来の基本検診の項目に加え、新たに腹囲測定などが導入されました。

2008年4月1日からは、国の医療制度の一環として、75歳以上の高齢者を対象として従来の「老人保健法」から「高齢者の医療の確保に関する法律」に変更、その内容を全面改正すると共に制度名を「老人保険制度」から「後期高齢者医療制度」に改まりました。(引用:Wikipedia)

この法制度改革にあたっては、現在それを評価する人もいますが、医療関係者や一般市民はもとより、与野党の中でも批判する声が多く、今後いろいろ議論される中で、制度の見直しなどの動きがあることが予想されます。