2018年12月福祉・高齢者ケア7日間視察ツアーレポート

毎回好評いただいております7日間の福祉・高齢者ケアツアーが2018年12月上旬に開催されました。総勢16名にご参加いただき、3日間高齢者施設や補助器具のワークショップ、シルヴィアシスターであるマリアさんによる認知症、ハプティックセラピーのセミナーなどの視察・研修を行いました。

【1日目(ストックホルムに到着翌日)】
約2時間SQCにて高齢者福祉についてレクチャーのち、認知症患者のためのデイアクティビティセンター訪問、ランチをはさみ重度の介護が必要な高齢者が住んでいる特別養護老人ホームにて補助器具のワークショップ、そして最後はハプティックセラピーセミナー

《補助器具のワークショップの様子》
実際に色々な補助器具を試してみて使い心地、便利さなど実感された様子でした。この施設ではすべての利用者のベッドに2枚のシルクのシーツをひいて、シルク同士の滑りやすさを利用し患者さんが横になっている状態でも職員が上半身の力を使わずに簡単に身体の向きを変えたり位置をずらしたりすることができるようにしています。

【2日目】
高齢者のグループホームを訪問後ランチをはさみ、3時間半のステーンブンネ先生によるブンネ・メソッドのミュージックセラピーのレクチャー

《高齢者グループホームの教会内にブンネ・メソッドのレクチャーを受けている様子》
とても広く立派な教会内にあるこの施設で行われましたブンネ先生によるミュージックセラピーでは独自に開発されたギターのような楽器、笛などを実際に使いどういった音がでるか、どういう目的で使われるかなどブンネ先生の歌を交えながら細かなレクチャーを受けました。途中入居者の高齢者の方々も参加し一緒に楽器を演奏しました。最初はできないと断っていた高齢者の方々も、ブンネ先生の誘導により見事に吹いたり弾いたりできるようになりました。
ブンネ・メソッドについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。


最後はブンネ先生と一緒に記念撮影

【3日目】
ホームヘルプサービスセンターでのレクチャー後ランチをはさみ、高齢者グループホーム、そして補助器具ショップを軽く訪問、その後SQCのCEOビョーンも交えさよならディナー

ホームヘルプサービスセンターでは一般住宅に住んでいる利用者宅を訪問し、利用者と交流したりどういったサービスを受けているかなどレクチャーを受けとても勉強になったようでした。


街も室内もクリスマスムードが漂っています。

3日間朝早くから複数施設を見て回りお疲れだったと思いますが、皆さん真剣に話を聞き高齢者の方々との交流を楽しんでおられました。

《研修・視察のご感想》

  • 在宅から重度認知症施設まで色々な介護現場視察がもれなく整っていて良かった (40代)
  • 実際に利用者の自宅(ホームヘルプサービス)へ行くことができて良かった (30代・ケアマネージャー)
  • 昼食場所も今回の研修と関連付けて案内されて良かった。ブンネ・メソッドのブンネ先生に会えたことが嬉しかった( 20代・作業療法士)
  • シルヴィアシスターによる認知症について・考え方・ハプティックセラピーの講義が良かった(30代・会社員)
  • 最初にスウェーデンの福祉の状況や仕組みを聞けたので分かりやすかった(会社員)
  • 利用者に直接会って話を聞けて良かった(30代・会社員)