児童福祉研修

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スウェーデンの児童ケアは、1960年代から、女性の社会における平等を求める声に応えるため、また社会の発展の中で、こどもの権利を擁護するために発展してきました。長い間少子化問題と取り組んできたスウェーデンでは、家庭と子ども、そして社会経済のバランスのとれた政策のもとに、急激な少子化も緩和されるようになりました。また、スウェーデンの子どもの権利を擁護する立場は、国連での「子どもの権利条約」の成立にも貢献するなど、世界的にも大きな影響を与えています。

SQCが提供する研修

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お客様によって知りたい情報や体験したい事は様々。そんなご要望に一つ一つお答えするのが私たちSQCです。私たちは、ご視察のグループを受けいれるプリスクールや児童ケア機関、訪問先施設に対して、市営・民営を問わず広いネットワークを持っております。ご視察時間は約1~2時間が目安です。日本語が堪能な通訳が常にお客様と同行いたしますので、知りたい事や質問事項などは、その場ですぐに解決させていただきます。

<児童福祉研修の視察先例>
• SQCによるイントロダクションセミナー
• プリスクール(就学前教育)
• オープンプリスクール(開放型就学前教育)
• アウトドア(野外)プリスクール
• 小学校、中学校、高校などの教育機関

プリスクール(就学前教育)とは?

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プリスクール(就学前教育)とは、学校教育において初等教育より前の段階にある教育のことを言います。スウェーデ­ンでは6歳になるまでのプリスクール(就学前教育)の間に、民主主義について学びます。子どもが自分で考え、自分の意見が言える人になるよう育てる、先生やテレビや大人の言う事をそのまま鵜呑みにするのではなく、批判的に考えられるように働きかけています。

子供たちは男女平等や人権(差別をしないこと)についても学び、プリスクールの先生は、児童の潜在能力を引き出す事に注力します。また、子供たちに様々な経験・成長を促すために、多くのプリスクールでは園外での活動を頻繁に行っています。植物や動物、自然を学ぶために郊外に出掛けたり、アイススケートやクロスカントリー、水泳なども日々の習慣的な活動の中に含まれています。

プリスクールの運営、予算について

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スウェーデンでは、国が社会保障を、県が医療を、市が福祉・教育をそれぞれ管轄しています。通常、プリスクールの運営は市営が行っていますが、民営のプリスクールも存在しています。スウェーデンには現在、市営のプリスクールが約7300箇所、民営のプリスクールが約2700箇所あり、1歳~5歳の子どもの約8割が市営のプリスクールに通っています。市営民営ともに市のお金で運営されているため、子供たちの親は市に対して保育費用を払っています。その際に、学生や失業者は金額が安くなります。
※民営では、①職員生協、 ②両親生協、③株式会社、④財団、の運営による4種類。

また、プリスクールは基本的に金額が安い(親の収入状況によって金額が変わる)ため、親はコストの心配をせずに子供たちを預けます。1週40時間(1日8時間)で、第1子は約1200SEK、第2子は 約800SEK、第3子は約400SEK、第4子からは無料となっており、母親の育児休業中であれば給与の80%が支給(大手企業では100%支給)されます。

障がい者とプリスクール

スウェーデンでは、学習障害や身体的または精神的な障害など特別なニーズを持っている子供の場合でも、問題なくプリスクールに通う事が出来、その際に、追加費用なしで適切な教育を受ける事が出来ます。また、プリスクールは特別なニーズを持つ子供への広範のサポート(特定の障害、特殊学校、および空き時間の活動)を提供しています。

オープンプリスクール(開放型保育所)

オープンプリスクールは、親が子どもの面倒を見ることが出来る家庭(育児休暇中)を対象として、育児期間中の父母などに交流の機会(地域作り)を提供すると同時に、地域の子どもの遊び場として親子が共に利用したい時に利用出来ます。オープン・プリスクールが開かれるのは、週に数日であり、定期的に出席する必要はありません。ここには地方自治体(コミューン)で雇われたプリスクール教員がおり、子ども達のために色々な活動を組織したり、親への助言をしています。

育児休暇について

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スウェーデンの育児休暇は、父親と母親合わせて、子ども1人につき480日(約16ヶ月)の取得が認められており、育児休暇中は、最大で給与のおよそ80%を受給できる権利があります。育児休暇の16カ月のうち父親のみが取得できる育児休暇は2カ月間ですが、2016年からはその期間を1カ月延ばして3カ月間となり、スウェーデンはますます父親に優しい国へと変わっていきます。そして、男性が子育てや家事の話をするのは当たり前なこの国では、平日の昼間にベビーカーを押す子連れの男性の姿をよく目にします。

イントロダクション・セミナ―(約2時間)

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SQCは、視察にお出かけになる全ての皆様に、視察前にまずスウェーデンの児童ケアに関する概要のレクチャーを受講されることをお勧めします。このレクチャーは、どのようにスウエーデンのシステムが構成されているかの基礎的な理解を深めるためのものです。レクチャーでバックグラウンドを把握しておくことにより、その後のご視察で受ける情報をよりよく理解することができます。レクチャーの内容は、ご希望に合わせてアレンジすることも可能です。

児童福祉研修のツアー例

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私たちSQCは、数多くのお客様の児童福祉の研修を手配しております。その中でも、今回は日本の市町村役場等で働かれているお客様7名のスウェーデン1日視察についてご紹介します。高齢者福祉と児童福祉を学ぶため、日本からお越しいただきました市町村職員様達の研修ツアーの記事についてご興味がございましたら、こちらのページからご覧ください。

 ご不明点、要望等ございましたらいつでもお問い合わせください。

私たちは、お客様一人一人に合わせて最適な研修や実習をご提供しています。なにかございましたら随時ご対応させていただきますので、お気軽にこちらからお問い合わせください。