スウェーデンの行動心理症状ケアプログラム(BPSDレジストリ)

 

BPSDレジストリとは、認知症の方に現れる行動心理症状(幻覚や妄想、興奮や不安等)に対して、介護職員が患者さんに対してケアした結果を12項目で評価する。その結果から患者さんがどの様な緩和ケアが必要かを検討し、認知症患者さんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高める。
このBPSDレジストリは2010年にルンド大学で開発され、現在スウェーデンの95%以上の自治体に普及している。

【BPSDレジストリ12項目】
※こちらの項目を評価する為にNPI(神経心理検査)を使用する。
この結果から分析して患者さんのケアプランを作成する。
・妄想
・暴言
・幻覚
・過敏性/不安定性
・興奮/攻撃
・異常な運動行動
・うつ
・睡眠障害
・不安
・摂食障害
・陶酔
・ 無関心

【BPSDレジストリを使用する目的】
・薬の使用に対して:神経安定剤を使用する患者は10%以下にする。
鎮静剤を使用する患者を20%以下にする。
・患者さんの症状や痛みを85%減らす。
・患者対応方法のケアプランを100%作成する。
・定期的に薬のチェックをする。
・患者さんの60%は認知症治療薬を使用する。

【BPSDレジストリを使用した結果の傾向】
・QOL(クオリティケア・オブ・ライフ)を高める
・スウェーデンの認知症介護ガイドラインの実現
・パーソンセンターケア実現
・チームワークと明確な目標実現
・品質管理をよくする
・介護負担を明確にする
・介護施設の開発