【高齢者施設で寝たきりの方の部屋で火災が起きた時、スウェーデンでは個室のドアを閉めるって本当!?】

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今日は、スウェーデンの高齢者施設での火災時の対応についてお伝えします。

① 火災報知器が鳴ったら、施設にいる正看護師たちが指揮を取る。
② 火災報知器が鳴ったらすぐに施設入り口に設置されているディスプレイを確認しに行き、どこで火災が起きたかディスプレイに表示されているランプを見て、誤警報かどうかを電話または直接部屋に行き確認する。
③ 2分以内に消防が来る。
④ 各個室は周囲の火災に耐えることができるように耐火構造となっており、ドアは鉄鋼耐火性。
⑤ 建物全体は火事に対して3つの区画に分割され、火災が広がるリスクを軽減するために、自動的にすべての防火扉が閉じる。
⑥ 寝たきりの高齢者がいる個室で火災が起きた場合、他の部屋に火災を広げないために職員が個室のドアを閉め、消防隊が到着するのを待つ。
⑦ 消防隊が現場にいる時は、避難方法等は全て消防隊が管理する。

高齢者施設の施設長にお話を伺った際、施設長が以前働いていた施設で、実際に寝たきりの高齢者の個室のテレビから火が出たことがあったそうです。その際に、職員がマニュアル通りにすぐに個室のドアを閉め、消防隊が来るのを待ちました。

これは、施設内で火災を広げないように、他の多くの人が怪我をしないために定められたマニュアルです。しかし、ドアを閉めた職員は、個室に高齢者がいるのにも関わらずドアを閉めることは本当に辛かったそうです。

介護職員の知識がなければ、ドアを閉めるという選択肢は出てこないかもしれませんね。日本ではどうなのでしょうか。